ARAYA・FEDERAL という選択肢

こんにちは。

京都市 左京区 一乗寺 の 自転車屋ノットンナルです。

今日は台風の影響で雨。

ぬる~い風が わっさわっさ吹いています。。。

 

 

今日は朝から用事が多くて

色々と回ってからの出勤だったのですが

コンビニで証明書の発行をしようと コピー機へ向かうと

先の方が同じく何かの証明書を発行しようとされており

「あれ~・・・ん? ・・・ん~・・・えぇ~・・・」

焦らせると悪いな・・・と、少し離れた所から見てたのですが

相当苦戦されている様子で

「うわ~そんなに操作が分かりづらいのか・・・」

・・・と、自分の番が来た時の覚悟を決めていたのですが

クルっと振り向いた先の女性が

「あッ!? ごめんなさい。 お先にどうぞ!!」

と、譲ってくださいました。。。

やばいッッ!!

実は僕も今回が初ww

さっき見ていた光景と同じ事をする自信しかない!

ここで僕がタラタラして焦り狂ってしまうと

譲ってくださった女性も何だか悪いことをしてしまった・・・

と、変な罪悪感を抱きかねない。。。

 

絶対に負けられない戦い!!

(何のやねんww)

 

・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・案の定

「あぁぁぁ・・・ぇえぇえ・・・んん~」

と内心はテンパりまくっておりましたが

何とか平静を装い発行するまでに至りました。

「あ、どうもお先です。」

ペコリとしながら しれーっとコンビニを後にしましたが

「やだッッ!何ッッ!?焦ってたのバレバレやったやん!!」

ダサすぎてダサすぎて・・・

コンビニを出た瞬間 うずくまってしまいたい気分でした。

今も恥ずかしさがこみ上げてきます。。。

 

さて、気持ちを平静に戻して自転車の紹介をしたいと思います。

 

今年から取り扱いを開始した2つのメーカー

ARAYA & Raleigh ←リンク貼ってます。

 

コロナ禍による納期遅延もあり 未入荷でしたが

やっとこさっと最初の1台が当店に着陸しました。

 

◆ARAYA FEDERAL(FED)

◆スチールグレー

◆Size:500mm 163~178cm ※参考値

◆¥62,000税抜(¥68,200税込)

 

ランドナーという自転車ジャンルをご存じの方も多いと思います。

 

発祥はブルべなど長距離用のバイクとしての歴史も長く

僕たちの親世代では数日間走る様な小旅行バイクだったりもします。

 

各部に見られる造形的な見所も多く 美しいもの 格好良いもの

こだわりのパーツ達で構成された1台は 一生モノになっている・・・

そんな親世代の方も多いかと思います。

 

今回僕が FEDERAL を提案しようと思った理由は

そういった所からではなく マルチに活躍出来る視点から。

 

ランドナーと聞いて 頭に入ってくる印象としては

ドロップハンドルに丈夫そうなタイヤ、キャリアやバッグ

そしてドロヨケ(フェンダー)という実用的でかつ

路面環境への対応力の広さ。

 

何だかここ最近流行りのグラベルと共通点もありますが

日本のシーンにおいて 実際にグラベルと呼ばれる所は

市街地からは遠く離れる事も多く

山に入ればMTBじゃないと厳しい所も多いです。

 

では市街地では・・・むしろ京都では・・・?

そこでフェデラルとなった訳です。

 

京都の毎日の移動・・・

雨の日でも自転車で移動・・・帰り道のスーパーの荷物・・・

アスファルトの段差や側溝・・・鴨川の砂地の轍や大きな凹み

自転車を通じて体に伝わる振動・・・乗っていて楽かどうか・・・。

 

新しいフェデラルは 先の挙げたランドナーから

現代のシーンに合わせて進化した1つの形です。

 

細身で硬派な印象さえ受ける様な クロモリフレームの柔軟性に

ショートリーチで無理のない姿勢かつ

ブレーキレバーも握りやすいドロップハンドル。

 

ランドナーの特徴の1つである26×1.3/8タイヤ から

今では選択肢の多くなった 27.5inch(650B)へと変更され

走行エリアや乗り心地に合わせて タイヤの選択肢も広くなりました。

 

前後には標準装備のフルエンダーが装備され

雨や泥による衣類の自転車や服への汚れも対策できます。

 

同じく前後に用意されたダボネジ穴で 前後ともにキャリア等の

各種装備もばっちり対応できます。

 

変速操作はフレーム・ダウンチューブにあるWレバー式。

小さな事ですが・・・レーサーバイクの様に頻繁に変速する乗り方でなければ

デュアルコントロール(ブレーキ・シフト一体型)のレバーの必要はなく

コックピットであるハンドルはすっきり むしろハンドルバッグ等の装備に

スペースを使えるような Wレバータイプはすごく好みです。

 

タイムや順位を競う事なく 目的に到着する事を目標とした

ランドナーとしての視点も感じたりして気に入っています。

 

当時の高額なランドナーの様な

豪華な部品たちで構成された訳ではありませんが

所謂サイクリング(自転車移動)としての要点を抑えた

マルチに活躍できる日常の頼れる存在となると思います。

 

カタログには「現代に訳した回答・・・」とありますが

長年様々なシーンを考え提案してきたARAYAらしいバイクであり

日本における環境を熟知した現代っ子なバイクです。

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